忍者と日本刀,赤い団扇(うちわ)に、マキビシ ひとつ
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作成日時 : 2007/09/07 21:47
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道草楽描〜その18[番外編・山里便り〜其の二]
いやぁ〜 サバニ・サバニと、レースに明け暮れ、時季のブログを忘れて1ヶ月半も過ぎてしまった。
季節は夏を通り越し、はや朝夕の涼しさに初秋を感じさせる、ここ信州・駒ヶ根。色づく秋のその前に、八月・お盆休みの連休に行った北陸[金沢]の想い出を……
金沢[兼六園]にて、水面に流れる錦絵一葉。あぁ〜加賀百万石は何処(いずこ)に!
想っていたよりも金沢の大都会ぶりに驚き、香林坊に立ち並ぶビル群にスターバックスコーヒー/コンビニと、なんら変わらぬ都会の街並みに、加賀百万石「北陸の小京都」は何処に?と、たじろぎ戸惑い、ビル裏の部分的武家屋敷群跡に,変わりゆく時代の無情さと消えゆく歴史の寂しさを覚えるのだった。
「伊賀の影丸」を主食としていた子どもの頃,本気で伊賀流・忍者にあこがれ、お堀や松林、おおきな石垣、そびえ立つお城に天守閣と、時代劇の景色を夢見ていたワタシは、金沢城に隣接する[兼六園]の池の畔(ほとり)にせり出した東屋にて、一杯600円のお抹茶をすすり、差し出されたちいさな和菓子をほおばりつつ、期待はずれの「北陸の小京都」の、時代の流れの速さと忍者ファンの切ない想いを、風に流れる水面の落ち葉に重ね、過ぎ去りし栄華の諸々に心静かに涙するのであった。
意気消沈した翌日、忍者寺と呼ばれる「妙立寺」に忍者ファンとしては僅かな期待を持って出向いたのであった。
ところが,忍者とはまったく関係ないのだが、これが結構オモシロく、落とし穴をはじめ隠し階段や秘密の部屋など、その建物の創意工夫には、子どもの頃、夢見ていた忍者屋敷のカラクリや遊び心(その時代の制作者たちはいたって真剣そのもの)が満載なのである。とても他人とは思えないその創意工夫ぶりに、胸熱くなり、帰り際のおみやげ屋で値段の割に結構よくできた5800円の模造・日本刀一振りと、真っ赤な団扇(うちわ)、それと忍者が退散するとき追手を撃退するために撒(ま)き散らす「マキビシ」を一個買ってしまったのでござる。
う〜ン やはり、かつての日本文化のモノづくりは、鋭く、潔く、大胆で,美しく、かつ[巧み]で、オモシロさの極みだったのでござるヨ!
模造・日本刀一振りと、赤団扇、それに忍者の小道具マキビシ一個100円也。マキビシに、カチカチに乾燥した水草のヒシの実という天然素材が使われていたとは、オドロキの新発見でござる
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